バンコクでの会社設立に向けて 〜タイでの設立3条件について〜
どーもー、ビールの飲み過ぎでお腹が緩くなってるキヨヒロです。
タイは暑いし、ビールも高くないし、飲んじゃいますね!最高!w
今日はタイトルの通りバンコクでの会社設立について書いていきます。
ちなみに、今進めているデザイン会社もあともう一歩で設立のところまで来ています!
そこで、今日はバンコクというかタイでの会社設立について、
設立の際にタイならではの設立の中での大きいルールを3つまとめてみました。
ぺーぺーなので、漏れなどがあればご指摘ください。汗
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タイで起業する上でまず抑えておく事が3つあります!
1:資本金について(minimum 200万バーツ)
2:外国資本率49%まで
※タイの法人が51%以上保有する必要があります。
3:タイ人4名の雇用
※こちらは下記にて説明しますが、外国人雇用一人増えるごとに4名ずつ雇用しないといけません。
ちなみに、詳細のリンクは以下です。
ちなみに、税制面などで起業やタイ支社の設立の際に役立つ
BOIについては省かせて頂きます。
こちらは、僕がこれからスタートするものにはマッチしないため、使いません。
もし気になれば、以下リンクに詳細が記載されています。
タイ投資委員会(BOI)関連法 - ビジネス関連法規・告示等 - 税務・労務等ビジネス関連情報 - タイ - アジア - 国・地域別情報 - ジェトロ
ではでは、一つひとつ説明していきます!
1:資本金について(minimum 200万バーツ)
会社で法人を設立する際の最小の資本金は200万バーツ(約600万円)と決まっております。
この金額がなければ、基本的に設立はできません。
ほかにもあるようですが、僕は最小金額の200万バーツを株主から出資してもらい、
設立に進んでいます!
ちなみに、この200万っていう金額は、一名外国人の労働許可証(ワークパーミット)を申請するのに必要なミニマムの費用です。
日本人を一人ずつ増やすたびに資本金を200万バーツずつ増やす必要があります。
2:外国資本率49%まで
次に、さらに、その設立の際の資本金について制限があります!
外国資本金は49%まで、つまり半分以上はタイの起業が半分以上の資本金を保有する必要があります。
厳密に言うと、資本金200万バーツのうち、半分よりちょっとでも多い金額をタイ法人が、
半分よりちょっとでも少ない金額を外国資本で、となっております。
3:タイ人4名の雇用
最後に、外国人に対する労働許可一名に対し、タイ人を4名雇用しないといけません。
お金以上にこれがネックになっている企業が非常に多いようです。
↑こんな子なら何人でも雇用しても嬉しいが、そんな訳にはいきません。。。
かつタイでは、GDPはある程度ばらつきはありますが、
基本的に成長を続けており、タイ人の所得は増え続けています。
特にバンコクでは、それが顕著で、平均で年間6%は給与が上がっているそうです。
これは上がって当然と思われている数値であり、
これ以上のレベルで上がっていれば、自分評価されてるって思うようです、タイ人は。
かつ、タイの失業率は0.5%程度と、労働者にとってみれば、
もう給与も大してあげてくれないなら、他行きまーす!みたいな状況です。
そして、現実、タイの人材状況については、ジョブホッパーばかりです!
まだ設立していないのでわかりませんが、愛社精神なるものは持ち合わせておらず、
本当に条件で選ぶようです。。。
いい人も探すのも大変な上に、辞める、かつ業態的に日本人だけでやろうとしても
このルールで難しい、、、なんてことも多いようです。
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以上の3点がタイで企業を設立をする際に、必要な条件です。
もうお気づきのとおり、タイにとってメリットとなる要項ばかりです。
資本を入れようとしても、半分以上はタイ人の懐に戻るように調整され、
それを行った際にも、タイ人の雇用が守られるようにルール決めされています。
実際に、もっと日本人を採用したいけど、
資本金を採用のたびに増やしていくことも現実的でない。
というか、それのために、また半分以上の金額をタイ法人出資者に対してお願いし、
その上、一緒に働くタイ人を探すというのも中々大変です。
実際、BOIという、免税や労働許可の条件が緩くなるものもありますが、
ほとんどがメーカーなどで、工場を地方に作りたいなどのときに役に立つもののようです。
ただ、こういった条件やデモ・洪水などの天災もありながらも、
タイで設立へ進める人は年々増加の一途をたどっているようです。
そもそもタイ・バンコクに住んでいる日本人は申請ベースで6万人。
加え、旅行で来てる人も同数程度いると言われています。
タイ人の人口は6600万人、バンコク600万人ちょっと。
ということは、バンコクの1~2%程度日本人ですw
これはもうみんなタイが好き・ビジネスチャンス・住みやすいなど各々理由は違うと思いますが、
魅力的な証拠だと思います。
周りの国についてもちょっとだけ調べましたが、明らかにタイのほうが厳しそうです。
けど、こんなルールがあっても出たい!タイでやりたい!
と思わせるタイはやはりアツいと僕は思っています。
色々ありますが、最高ですよ、タイ!^^
では、次回は会社設立までにどういったことをリアルにやってきたか、簡単にまとめていきます!
読んで頂き、ありがとうございました。
ではではー